汗を掻くことでのメリット
汗を掻くことで身体ではどんなメリットがあるのでしょうか?
① 体温調節
汗を掻くことで身体にこもった熱を外に出し、体温を調節することが
出来ます。
汗を掻く身体は体温調節がしっかりと行えている証拠になります。
② デトックス効果
汗を掻くことで身体の中の老廃物が外へと排出されデトックス効果が
期待出来ると言われています。
③ 美肌効果
身体の中の老廃物が外へと排出されることは、身体の中に溜まっている
毒素も排出されることで美肌効果が得られると言われています。
また、汗を掻くことで毛穴が開き皮脂や汚れが流れやすくなり、毛穴の
詰まりを解消しやすくなります。
④ 代謝の向上
身体を動かすことでエネルギーをたくさん使い、体温が上がることで
身体が熱を逃そうと汗を掻くのです。
汗を掻くということは身体の代謝が上がっているということになります。
⑤ ストレス発散
人によってストレスの発散方法は異なると思いますが、運動をして
汗を掻くことでストレスを発散しているという人も多いでしょう。
運動して汗を掻くと幸せホルモン(エンドルフィン)が分泌され、
ストレス解消になるからだそうです。

汗を掻くことでのデメリット
汗を掻くことでデメリットがないわけではありません。
そのデメリットとは?
① 肌が荒れる
メリットでは美肌効果があると言いましたが、汗には塩分や老廃物などが
含まれているため、汗をかいたまま放置しておくとかゆみの原因だったり、
ニキビ・汗疹など肌が荒れやすなってしまいます。
② 自律神経が乱れている可能性
少し身体を動かしただけで大量に汗を掻く場合、自律神経が乱れて
しまっている可能性があります。
③ 疲れやすい
運動・お風呂・サウナなどの汗を掻く行動は意外と体力を使います。
旅行に行って、何回も温泉に入ったりすると疲れた経験があるという人も
多いと思います。
汗を掻くことは身体が疲れやすくなるとも言われています。
④ 脱水症状や熱中症のリスク
暑い今の季節は特に外に出ているだけでも汗を掻きます。
汗を掻くことで身体の水分・ミネラル(ナトリウム・カリウム)も外へと
排出されてしまうため、脱水症状や熱中症のリスクが高くなってしまいます。
⑤ ニオイや服に付く汗のシミが気になる
汗を掻くとニオイや洋服についてしまうシミが気になって汗を
掻きたくないという人も多いでしょう。

夏に汗をたくさん掻いたら痩せる?
夏は汗をたくさん掻くからと痩せるわけではありません。
ダイエットで一番大切なことは体重よりも脂肪を落とすことです。
汗を掻くと身体の中の水分量が一時的に減るだけで、脂肪が減っている
わけではありません。
しかし、中には夏には必ず体重が落ちて痩せるという人もいると思います。
夏に体重が落ちる人の理由として考えられることとは?
① 食欲低下
まずこの暑さによって熱中症などの体調不良が現れます。
体調を崩してしまうと食欲も自然に落ちてしまい、摂取カロリーが減ることで
体重が落ちるのです。
② 汗を掻く人
運動でも外に出かける機会が多い人でも良いのですが、
汗を掻く機会が多い人は代謝が向上し痩せやすい体質になると言われています。
③ 睡眠をしっかりと摂っている
熱帯夜の夜でも冷房を付けて、直接風が身体に当たらないように調節し、
12時には就寝することが理想となります。
また、寝てからの3時間を大事にするようにして質の良い睡眠を摂る
ことが大切になります。
④ 胃腸が弱い人
全部の食材というわけではありませんが、夏に旬な食材は身体を
冷やす物が多く、胃が冷えてしまうことで食欲が落ちてしまう人が
体重が落ちやすい傾向にあります。

夏太りもある
『夏痩せ』という言葉もあれば、『夏太り』という言葉もあります。
夏太りの原因とは・・・?
① 冷たい飲み物や身体を冷やす食材が多い
外は暑く、冷たい飲み物や身体を冷やす食べ物が多くなってしまう
という人も多いでしょう。
しかし、冷たい飲み物や身体を冷やしてしまう食べ物は、内臓が
冷えてしまいます。
内臓が冷えてしまうことで、
・胃腸の働きが悪くなる
・脂肪が溜まりやすくなる
・食べものが消化しにくくなる
などダイエットが上手く行えなくなってしまうのです。
② 運動量が極端に減る
日常生活の中で何気ない行動、例えば
・最寄り駅まで歩く
・エレベーターやエスカレーターではなく階段を使う
・電車の中では座らずに立つ
などの運動とは言えなくても毎日コツコツと続けていることで
少しでも運動量を増やすようにしていた人が、外が暑いからと
車や在宅など、動く機会が少なくなってしまえば体重は増えやすく
なってしまいます。
③ 食事が偏ってしまう
夏バテや熱中症の時は体調が悪く、そうめんや冷やし中華と1品料理に
なってしまうことも多いでしょう。
しかし、1品料理では栄養がバランス良くとれないため、栄養が偏りやすく
なってしまいます。
④ 飲み物をたくさん飲む
暑い時はこまめに水分補給が大切になりますが、飲む量によっては
水太りになってしまう場合があります。
⑤ 睡眠の質が悪い
冷房が苦手だからと窓を開けて扇風機で過ごしていると
夜にどうしても寝苦しくなってしまい、途中で目が覚めてしまうなど
睡眠が浅く睡眠の質が悪くなってしまいます。
その結果太りやすい体質を作ってしまうのです。

夏に健康的に痩せる方法
夏にリバウンドしない、健康的なダイエット方法とは?
① バランスのとれた食事
どの季節のタイミングでダイエットを行なっても最も大切なことは
『食事』です。
食事のバランスが偏っていたり、食事量が多ければ体重は増えやすく
なってしまいます。
バランスの良い食事なんて何を食べたら良いのかわからない・・・
という人は和食を意識してみると食事のバランスが整いやすくなる
かと思います。
② 適度な運動
この暑い季節にわざわざ外に出て運動してほしい!!というわけではなく、
日常生活で無理なく続けられそうな運動を見つけて毎日行ってみてください。
すぐに結果が出ることは難しいかと思いますが、『継続は力なり』という
言葉もありますので、細く長く続けていくことが大切になります。
③ 冷たい物の摂り過ぎに注意
夏は気温が高く、冷たい飲み物や食べ物を食べる機会が多くなります。
しかし、冷たい飲み物や食べ物は身体を冷やしてしまうため、
脂肪が蓄積しやすく、代謝も落ちてしまうことから効率よくダイエットを
行うことが難しくなります。
暑い夏に冷たい物を口にする機会が多くなってしまうことはわかりますが、
あまり身体を冷やさないことを意識して過ごしてみてください。
④ 質の良い睡眠
睡眠の質が悪かったり、睡眠不足になると
・満腹感を伝えるホルモン(レプチン)が減り、
食欲を増加させるホルモン(グレリン)が増加してしまう
・ストレスホルモン(コルチゾール)が増える
・代謝が落ちるなど
・疲れやすい
など、ダイエットが効率良く行えなくなってしまうため、質の良い睡眠を
とることが大切になります。
夏に健康的に痩せるダイエット方法と言いましたが、どのタイミングで
行うダイエットでも大切なことになりますので、ぜひ季節関係なく
意識してみてください。

まとめ
汗をかくことは悪いことではありませんが、一時的に身体の中の
水分が無くなるということで、一番無くしたい脂肪が落ちている
わけではありません。
なので、汗をかく=痩せるということとは少し違います。
きちんと正しいダイエットを行い、脂肪をしっかりと落とすことが
大切になります。

ご予約について
完全予約制となっております。
ご予約は店舗へのお電話、またはご予約受付にて承っております。
お問い合わせメールの場合、返信にお時間をいただく場合がございます。
お急ぎの場合はお電話がおすすめです。
ご予約受付
ご相談について
漢方相談では、今のお体の状態や気になる症状について、丁寧にお話をお伺いします。
落ち着いた相談スペースで、リラックスしてご相談いただけますので、初めての方もご安心ください。
体質やお悩みに合わせて、ぴったりの漢方薬をご提案いたします。
ご相談時間はお一人30分くらいです。
松山漢方相談薬局HP
店舗情報
松山漢方相談薬局 横浜桜木町店
- 営業時間:10:00~20:00
- 定休日:第2木曜日
- TEL:045-341-4823
- 〒231-0063
神奈川県横浜市中区花咲町1丁目19-3
セルアージュ横濱桜木町ヴァルール101号室
松山漢方相談薬局 鶴見店
- 営業時間:10:00〜20:00
- 定休日:第2木曜日
- TEL:045-718-6801
- 住所:〒230-0062
神奈川県横浜市鶴見区豊岡町2-2
鶴見フーガII 3階