口内炎は、誰しも一度は経験したことがあるかと思います。
違和感や不快感、それから腫れによる痛みを伴うこともありますよね。
食事の刺激だけでなく、喋るだけでも痛みが走ってストレスを感じることもあるでしょう。
今回は、そんな口内炎について東洋医学の視点から考えていきましょう。
五臓と口の関係
東洋医学では『五臓』の考えを基本にしています。
からだの機能を5つに分け、それぞれがバランスをとりあうことで健康な状態を維持できると考えます

このうち、『脾』は最も口と関係が深く、「脾は口に通じる」と考えます。
脾は、『胃』とも関係が深く、飲食物の消化吸収、輸送が主な役割です。
また、吸収したものから肌肉を作るような働きもあります。
飲食物の入り口にもなるのが口です。
そのため、口の状態が味覚や食欲にも関係しますよね。
「脾は口に通じる」とは、脾の状態が口へ表れるとイメージしてください。
脾がエネルギー不足だったり、余分な水が停滞していたり、ガスが溜まっていたりすると口の中や周りにトラブルが起きやすくなります。
また、栄養不足や吸収がうまくいかないことで口の中の粘膜の修復や再生が遅れると、治りもおそくなりがちです。
『炎症』の原因になるものとは?
・外からの熱の侵入
いわゆる“かぜ”をひいたとき、東洋医学では『風邪(ふうじゃ)』がからだに侵入したと考えます。
口は空気の出入り口でもあり、肺での呼吸にも関係します。
かぜをひくと肺や気管支などに炎症が起こりやすいのですが、この原因はは『風邪(ふうじゃ)』と熱が結びついたもの
(=風熱)です。
つまりかぜをひいたときに口内炎が起こりやすいのは、この『風熱』の影響だと考えられます。

・気の巡りの悪化で熱がこもる
からだに不可欠な『気』ですが、巡りが悪くなると停滞します。
自覚しやすいものがお腹の張りです。
げっぷやおならの増加にもつながりやすい特徴があります。
また、ストレスも「気の滞り」と東洋医学では考えます。
気の停滞が長引くと、それが熱を帯び始め、脾の炎症が口にあらわれやすくなるのです。
「ストレスのせいで口内炎ができた」という経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか?
それは理にかなっていますし、ストレスの実感もきっとあるのでしょう。
そんなストレスの発散方法が食事に向かってしまいがちな方は次の項目にも注意していただきたいです。
・暴飲暴食、不摂生
甘いもの、脂っこいもの、味の濃いもの、それから辛いものの過食、また過度な飲酒・・・
どれも胃腸には多大な負担がかかります。
そんな不摂生が続くと、脾には『湿熱』が溜まります。
上の項目は「気」の停滞が始まりでしたが、この場合は飲食物に含まれる「水」の停滞も絡んできます。
これらが停滞してくると、「血」の巡りも悪化の一途をたどります。
口内炎の原因はストレスだけでないことがわかりました。
特に口内炎を繰り返す人は、食習慣の見直しも必要なのかもしれませんね。

・潤い不足
東洋医学では「陰陽論」といって、この世にあるものはすべて相反するものとのバランスをとりあっているという考えを大切にしています。
『炎症』というと、熱や火のようなワードが思い浮かぶのではないでしょうか。
この反対はというと、水だと思います。
陰陽論でいうと、陰=水、陽=火となり、火(炎症)を打ち消す水分が不足することが今回の原因ということです。
からだの水分は、年齢とともに減少します。
口の中の炎症そのものが起こりやすいのも水分不足と考えられますが、口の中のような粘膜では尚更潤いが必要ですし、唾液の不足も口の中のトラブルにつながりやすいといわれています。
さいごに
今回は口内炎について、お話しました。
原因別に分類しましたが、実際のからだは複雑ですので、原因が1つとは限りません。
そのため、からだ全体をみて原因を探ることが必要です。
口内炎だけでなく、その他つらい症状でお困りの方はぜひ一度ご相談ください。
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