『眼精疲労』とひとくちにいっても、目の痛みや充血、かすみ、まぶしさ、頭痛や肩こりなど症状は様々ですよね。
検査をしても異常がないといわれてしまう、というケースも多いようです。
スマホやパソコン、ゲームなどの使用によるブルーライトの長時間暴露が、現代人の目のトラブルの大きな原因といわれています。
しかし、それらを使わずにはいられないのが現実ですから、現代には内側からケアしていくことが求められると考えます。
今回は、東洋医学的な視点から眼精疲労についてみていきましょう。🧐
涙について考えよう

涙は何からできている?
涙が何からできているか、考えたことはありますか?
ほとんどが水でできており、90%以上を占めるといわれています。
それ以外にタンパク質やミネラルも含まれています。
涙はなにをしている?
涙の役割は、大きく2つあると考えます。
1つは目の一番外側(角膜)には血管がなく、血液は届きません。
そのため、栄養や酸素が涙を通して角膜へ届けられるようになっているのです。
そしてもう1つは、目の潤いを保つことで乾燥予防やバリア機能を担っていることです。
涙には殺菌作用のある成分も含まれており、感染防御にも役立っているのです。
乾燥が進むと傷つきやすくなったり、表面がざらざらすることで視界が悪くなったり見えにくくなったりしやすくなります。
涙と自律神経
涙が出ることに自律神経が関わっているとご存じですか?
普段、涙が出るシーンを思い出してみましょう。
大抵の人は『眠気を感じる→あくびが出る→涙が出る』ことが思い浮かぶのではないでしょうか。
眠気を感じるとき、人はリラックスした状態で、副交感神経が優位になっています。
このとき、涙腺が刺激されて涙が出やすくなるのです。
つまり、交感神経優位な状態、例えばリラックスしづらい過緊張状態が続いたり、イライラしやすい環境であったりすると涙の分泌量も減り、目が乾燥しやすくなると考えられます。🥴
東洋医学で眼精疲労の原因を探る
五臓と目の関わり

中国の古い書物には、「五臓六腑の精気が目に集まることで目が『視る』という機能を備えられる」といったことが書かれています。
つまり、五臓六腑の状態が目の健康につながるということです。
その中でも特に、『肝』は最も目と深く関わります。
「肝は目に通ずる」と言われており、肝の健康状態が目の症状にあらわれやすいのです。
肝には血液を貯蔵する役割があり、血液によってからだの隅々まで栄養や酸素を運びます。
血液循環には『心』も関わり、全身に血液を運ぶポンプのような役割を担います。
目の健康のポイントは血流!
肝の主な働きは「蔵血」であり、全身へ血液を供給します。
特に目にはたくさんの毛細血管が張り巡らされており、多くの血液を必要とします。
血液量が不足していれば、からだの隅々まで栄養や酸素を運ぶことが難しくなります。
肝の血液は、もとをたどればからだの水分からできています。
この水分は「津液(しんえき)」と呼び、ただの水ではなくからだに必要な潤いだとイメージしてください。
涙も津液のひとつです。
血液が少なくなってくると、津液を血液に変えようという働きが強くなりますが、これが長期化すると津液も不足しやすくなります。
津液不足はからだの潤い不足であり、全身にさまざまな悪影響が出てしまいます。
加齢とともに津液は不足しやすくなりますが、涙が出づらくなったり量が少なかったりするのはこのためでもあります。
また、血管が細くなればなるほど血液は通りづらくなります。
その血管に柔軟性があれば、細い血管でも血液が行き渡ることができますが、細く硬い血管だと途中で詰まってしまったり、破れて出血してしまったりする可能性も高くなります。
また、血液の流れには『気』の流れも非常に重要になります。
血液をポンプのように押す力だけでなく、目には見えないエネルギーも必要なのです。
それを作るのが五臓の『脾』です。
食べたものを消化・吸収しそこからエネルギーを得るため、消化器官の働きも大切です。
胃腸の状態も整え、十分な血液があり、流れもスムーズであれば目への影響も良いと言えます。
さいごに
眼精疲労は症状として認識しやすいですが、その裏には目だけでなく全身の症状へ影響する原因が隠れていることも少なくありません。
眼科では、眼精疲労や乾燥(ドライアイ)などの症状には人工涙液といって涙の成分に似た点眼薬を使うことで潤いをもたせるような治療が一般的です。
東洋医学では眼精疲労だけでなく、その根本に潜むからだのSOSにも対応して治療することができます。
目の疲れ、それに付随するさまざまな症状でお困りの方はぜひ一度ご相談ください。
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