「夏になると生理痛がひどくなる…」
「暑いのに、お腹や腰が冷えて痛くなる」
「毎月、鎮痛薬が手放せない…」

このようなお悩みはありませんか?

「冷えは冬のもの」と思われがちですが、実は夏は生理痛が悪化しやすい季節です。

冷房の効いた部屋で長時間過ごしたり、冷たい飲み物やアイスを食べたり、夏バテで食事が偏ったりと、体は知らないうちに冷えています。

漢方では、生理痛は体が冷えたり、血の流れが悪くなったりすることで起こりやすいと考えます。

今回は、夏に生理痛が悪化する原因と、今日から始められる対策をご紹介します。

冬に生理痛が悪化する人は、夏も悪化しやすい

「冬になると毎月生理痛がつらい」という方は、夏も注意が必要です。

夏は外は暑くても、室内は冷房がよく効いています。また、冷たい飲み物やアイス、そうめんなどを食べる機会も増えます。

そのため、体の表面は暑くても、お腹や腰、足先は冷えているという方は少なくありません。

漢方では、体が冷えると血の流れが悪くなり、生理痛が起こりやすくなると考えます。

「夏だから冷え対策は必要ない」と思わず、冬と同じように体を冷やさないことが大切です。

生理痛が夏に悪化する原因

① 冷房・クーラーによる冷え

夏に最も多い原因が、冷房による冷えです。

職場や電車、ショッピングモールなどは冷房が強く効いていることが多く、お腹や腰、足元が冷えやすくなります。

体が冷えると血管が縮み、血の流れが悪くなるため、生理痛が強くなりやすくなります。

「夏でも靴下が欠かせない」「職場が寒い」という方は、冷房による冷えが影響しているかもしれません。

② 冷たいものの摂りすぎでお腹が冷えてしまう

夏はアイスやかき氷、冷たい飲み物を口にする機会が増えます。

しかし、注意したいのはアイスだけではありません。

サラダや刺身、お寿司、冷奴などの生ものも、体を冷やしやすい食べ物です。また、冷蔵庫から出したばかりの飲み物や果物も、お腹を冷やす原因になります。

漢方では、胃腸が冷えると食べたものをエネルギーや血液に変える力が弱くなると考えます。

暑い日でも、冷たいものばかりに偏らないようにしましょう。

③ 夏バテで食欲が落ちて、栄養が足りていない

暑さで食欲がなくなると、「そうめんだけ」「うどんだけ」で済ませてしまう方も多いのではないでしょうか。

しかし、食事量が減ると、血液を作るための栄養も不足しやすくなります。

漢方では、血が足りなくなると、子宮まで十分な栄養が届きにくくなり、生理痛につながると考えます。

また、生理痛だけでなく、疲れやすい、立ちくらみがする、顔色が悪いといった症状が出ることもあります。

夏こそ、栄養バランスの良い食事を意識しましょう。サラダチキンやゆで卵など、さっぱりしたものをちょい足しするだけでかまいません。

④ 汗のかきすぎで血流が悪化している

夏はたくさん汗をかきます。

汗をかくこと自体は悪いことではありませんが、かきすぎると体の水分だけでなく、血液の材料になる栄養も不足しやすくなります。

その結果、血の流れが悪くなり、生理痛が起こりやすくなることがあります。

夏の生理痛対策

① 強い冷房の中では腹巻きや靴下で冷気から体を守る

冷房の効いた場所では、お腹や足首を冷やさないことが大切です。

薄手の腹巻きや靴下、ひざ掛け、カーディガンなどを活用し、冷えから体を守りましょう。

② 冷蔵庫で冷えたものは常温に戻しましょう

飲み物や果物は、冷蔵庫から出してすぐではなく、少し常温に戻してから食べるのがおすすめです。

また、氷をたっぷり入れた飲み物よりも、常温のお茶や白湯を選ぶと、お腹を冷やしにくくなります。

③ 冷えてしまったら、生姜や黒糖でリセット

「今日は冷たいものを食べすぎたな」と感じた日は、温かい飲み物で体を温めましょう。

生姜湯や黒糖を使った温かい飲み物は、体を温めるのにおすすめです。

冷えをその日のうちにリセットすることが、生理痛の予防にもつながります。

④ 素麺やうどんだけでなく、タンパク質を合わせて食べる

そうめんやうどんだけでは、栄養が不足しやすくなります。

鶏肉、豚肉、卵、ツナ、豆腐などのタンパク質を一緒に食べることで、血液を作るための栄養をしっかり補うことができます。

麺類だけで済ませず、一品プラスすることを意識しましょう。

⑤ 水分のがぶ飲みは厳禁

暑い日は水分補給が大切ですが、一度にたくさん飲むと胃腸が冷えやすくなります。

コップ1杯程度をこまめに飲むことを心がけ、できるだけ常温の飲み物も取り入れましょう。

がぶ飲みすると、つい必要以上に飲んでしまうため、浮腫みやすくもなります。

生理痛こそ漢方を活用しましょう!

生理痛は「体質だから仕方ない」と我慢する必要はありません。

漢方では、生理痛の原因は一人ひとり違うと考えます。

体が冷えている方もいれば、血の流れが悪い方、血液を作る力が弱くなっている方、ストレスが影響している方など、原因はさまざまです。

特に冷えや疲れ、ストレスは自分で気づいてない方も多いです。

そのため、市販の漢方薬を自己判断で選ぶよりも、自分の体質に合った漢方薬を選ぶことが大切です。

当店では、生理の状態だけでなく、食事や睡眠、生活習慣まで詳しくお伺いし、一人ひとりに合った漢方薬をご提案しています。

「毎月鎮痛薬が手放せない」「夏になると生理痛が悪化する」という方は、一度体質を見直してみませんか?

体質に合った漢方と生活習慣の見直しで、生理痛の改善を目指していきましょう。

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