「生理前になると顔がむくんで別人みたいになる」
「夕方になると靴がきつい」
「体が重くてやる気が出ない」
そんなお悩みはありませんか?
実は、生理前のむくみは多くの女性が経験しています。しかし、「生理前だから仕方ない」と我慢している方も少なくありません。
中医学では、このような生理前のむくみも体質から考えていきます。
今回は、生理前の足や顔のむくみ、体の重さについて、中医学の視点も交えながらわかりやすく解説します。
生理前のむくみはなんで起こるの?
生理前になると、女性ホルモンの影響で体に水分をため込みやすくなります。
そのため、
・顔が腫れぼったい
・足が重い
・指輪がきつい
・体重が増える
といった症状が出やすくなります。
特に梅雨や台風シーズンなど湿度が高い時期は、体の中の余分な水分がさらに停滞しやすくなり、症状が強く出ることもあります。
「生理前だけだから大丈夫」
と思っていても、毎月つらいほどのむくみがある場合は、体からのサインかもしれません。

自分はむくんでる?確認の仕方
むくみは自覚しにくいこともあります。
次の項目に当てはまるものがないか確認してみましょう。
・朝起きると顔が腫れぼったい
・まぶたが重い
・夕方になると靴下の跡がくっきり残る
・指輪が抜けにくい
・生理前だけ体重が増える
・足を指で押すと跡が残る
・体が重だるい
・雨の日や台風前に調子が悪い
当てはまる項目が多い方は、水分代謝がうまくいっていない可能性があります。
生理前のむくみを漢方で見ると?
中医学では、むくみを単純に「水分の摂りすぎ」とは考えません。
体の中で水を運んだり、必要な場所へ届けたりする働きが弱くなることで、余分な水分が停滞している状態と考えます。
その原因は人によって異なります。
①胃腸が弱っている
中医学では、胃腸は食べ物や飲み物からエネルギーや水分を作り出し、全身へ運ぶ重要な役割を担っています。
しかし、
・疲れやすい
・食後に眠くなる
・胃もたれしやすい
・下痢しやすい
といった方は、胃腸の働きが弱っていることがあります。
胃腸が弱ると、水分をうまく処理できなくなり、余分な水が体にたまりやすくなります。
特に甘いものや冷たい飲み物が好きな方は要注意です。
生理前になるとさらに水分が停滞し、顔や足のむくみとして現れることがあります。

②ストレスで顔や足がむくむ!?
「ストレスとむくみが関係あるの?」
と思う方もいるかもしれません。
中医学では、ストレスによって気の流れが滞ると、水分の流れも悪くなると考えます。
例えば、
・イライラしやすい
・ため息が多い
・生理前に気分が落ち込む
・胸や脇が張る
こうした症状がある方は、ストレスによる影響が関係しているかもしれません。
川の流れが止まると水がよどむように、気の流れが滞ると体内の水分も停滞しやすくなります。
その結果、生理前の顔や足のむくみにつながることがあります。
③冷え
冷えもむくみの大きな原因のひとつです。
体が冷えると血流や水分代謝が低下し、水が停滞しやすくなります。
特に、
・手足が冷たい
・冷房が苦手
・温かい飲み物が好き
・生理痛がある
という方は冷えが関係していることがあります。
女性は男性に比べて筋肉量が少ないため、もともと冷えやすい傾向があります。
さらに生理前はホルモンバランスの変化も重なり、むくみが悪化しやすくなるのです。

病院のむくみの薬と、漢方のむくみの薬のちがい
むくみの治療というと、病院で処方される利尿剤を思い浮かべる方もいるかもしれません。
利尿剤は尿として体の水分を排出することで、むくみを改善していきます。
つまり、余分な水を外へ出す働きが中心です。
一方、漢方では「なぜ水がたまったのか」を重視します。
胃腸が弱っているのか。
ストレスで流れが悪くなっているのか。
冷えが関係しているのか。
その原因を見極めながら、水分が本来あるべき場所へ巡るように体全体のバランスを整えていきます。
そのため、同じ「むくみ」でも選ぶ漢方薬が異なります。
むくみだけでなく、
・疲れやすさ
・冷え
・生理前の不調
などが一緒に改善していくこともあります。
漢方でむくみを取りたい場合はぜひ1度相談を
生理前のむくみは、単なる水分の摂りすぎだけではなく、体質が関係していることが少なくありません。
また、同じように顔や足がむくむ方でも、
・胃腸が弱いタイプ
・ストレスが強いタイプ
・冷えが強いタイプ
など原因は人それぞれです。
そのため、「友人に効いた漢方」が自分にも合うとは限りません。
毎月のむくみや体の重さに悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの体質を詳しくお伺いしながら、今の状態に合った漢方をご提案いたします。

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